イオン濃度は各試料のNa+濃度を1(Na+が1番変動していない)としてその他のイオン濃度を比較する方法、 三成分比法(三角図)、年と場所ごとに比較する方法3つで分析した。場所削減のため三角図(図1、2)のみを載せておく。 図1、2中の印は、
【●:万座湯畑 □:湧水T ×:日進館 △:湧水U ■:空吹き ☆:大苦湯沢 ○:大苦湯沢(源泉) ▲:豊国館】
を表している。また図中の数字は採取した年を表している。04に限っては10月もしたので 04、10と04に区別した。 万座と比較するため以下の箱根温泉の4つの旅館のデータも載せておいた。これらのデータは旅館のホームページから手に入れた。 【AS:芦ノ湖ソサエティ、HMH:ホテルマロウド箱根、HY:箱根の湯、HP:箱根パウエル】 三角図から、イオンの濃度に関して言うと2001年はNa+、K+の濃度が高く、 Ca2+、Mg2+の濃度が低かったのに対して2004年10月にかけてこれが逆転している。
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