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【時計反応の研究II】

研究者:金子 友則、有賀 駿

《動機》

 私は三年間この研究をしている。今年は時計反応が温度と濃度の違いによって反応、つまり変色する までの時間がどのように変化するか研究した。

《実験目的》

 温度や濃度を変化させ反応が起きるまでの時間の変化を調べる。また、実験1は温度を、実験2は濃 度を変化させて実験を行なった。

《実験方法・使用品》

・使用薬品・・・亜硫酸水素ナトリウム ヨウ素酸カリウム デンプン
・使用器具・・・マグネティックスターラー、ディスペンサー、ホールピペット、コニカルビーカー、 ストップウォッチ、1000mlメスフラスコ、回転子、電気ポット、水槽

~実験1の手順~

①、0.5%(g/l)の濃度の亜硫酸水素ナトリウム溶液とヨウ素酸カリウム溶液を作る。 また、デンプンは亜硫酸水素ナトリウム溶液の方に0.5%(g/l)で加える。
②、①で作った溶液をディスペンサーに移し変え、それを測定したい温度の水をはった水槽に入れて ディスペンサー内の溶液の温度を水槽の水の温度と等しくする。
③、一方の溶液を10mlずつコニカルビーカーにとり、マグネティックスターラーを用いて一定速度でかき混ぜる。
④、溶液が着色するまでの時間をストップウォッチで計り記録する。測定は一温度につき10回ずつ行い、 その平均を結果とした。

~実験2の手順~

①、1%(g/l)の濃度の亜硫酸水素ナトリウム溶液とヨウ素酸カリウム溶液を作る。 デンプンの濃度は実験Ⅰと同じようにする。
②、①で作った溶液を薄めて0.1%間隔の濃度の溶液を作る。 作った溶液は20℃の水につけておき20℃にする。
③、②で作った溶液を10mlずつコニカルビーカーにとり、 マグネティックスターラーを用いて一定速度でかき混ぜる。
④、溶液が着色するまでの時間をストップウォッチで計り記録する。 測定は一濃度につき5回ずつ行い、その平均を結果とした。


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